1. ホーム
  2. ルーニーズとは
  3. ルーニーズ制作裏話
  4. 絵本第一弾「ルーニーと砂のお城」の歩み

絵本のルーニーズ

絵本第一弾「ルーニーと砂のお城」の歩み

おしゃべりプラトラーが
ルーニーズCEO武井にインタビュー
with 作画担当COO北村 ~2011年某日

CEO武井とCOO北村
おしゃべりな馬プラトラー最初に、ルーニーズは今、絵本の二作目を制作中ということですね。
CEO武井武井そうです。ルーニーズは第一に絵本の制作会社です。絵本を出版してはじめて意義があります。一作目は主要登場人物の紹介とお城の様子を描くにとどまりましたが、二作目からは急展開しますよ。
作画担当COO北村北村一作目で読者の方々が不思議に思われたり、疑念を抱かれたことが、二作目から徐々に浮彫になっていきます。ちょっと趣向が変わってくると思います。逆に不思議も疑念も持たれなかった方は、何でもなかったことに意味が出てくる…と言った感じです。
おしゃべりな馬プラトラーほう~、それは楽しみですね。一作目同様、私はチョイ役ですか?
作画担当COO北村北村いえ、当分は出てこないと思います…
おしゃべりな馬プラトラー…。それはさておき、絵本一作目を振り返ってどうですか?
CEO武井武井絵本の出版は、昔からの私の念願でした。絵本を制作するにあたって、まずはキャラクターを制作することが必要でした。つまり登場キャラです。キャラクターについて、私は以前からある構想といいますか、イメージを持っておりました。それらの礎が“ルーニー”“アンジェラ”“フローラ”“ヴィングレー”です。実は、当初は野菜をモチーフしているキャラもいたのですが。
作画担当COO北村北村そうなんですか、初耳です。そのうち、登場するかもしれませんね。
おしゃべりな馬プラトラーその前に私の出番も…。
CEO武井武井動物をモチーフにしているルーニーズは、それぞれのキャラクターを具現化するために、制作業者様や美術大学等で絵の講師をしていらっしゃる方々に制作の依頼をしました。打ち合わせを重ね、皆様は本当に丁寧に考えてくださいました。…しかし、出来あがってくる絵は何か違っていたのです。どう違っていたか、言葉での表現は難しいのですが、何かピンとこなかったのです。次の関門が訪れたわけです。そして、それを打破したのが北村先生です。
ルーニーズにとって、というか私にとって、ここまで来ることができた最大のポイントは北村淳一先生との出会いであったと思います。
作画担当COO北村北村いやいや、先生だなんて、とんでもないです(苦笑)
CEO武井武井北村先生は「アトリエJ.」というサイトでイラストのお仕事をされていて、そこにアクセスした時から今に至ります。
最初に「アトリエJ.」さんにルーニーのイラストを依頼した時、上がってきたルーニーの絵には目を見張るものがあったのです。そして次々とイメージをお伝えし制作しましたが、どれも私のイメージを超えたキャラクター達が出来あがっていったのです。その進化たるや留まることをしりません。北村先生にはルーニーズの大黒柱になっていただき…半ば無理やり巻き込みましたが(笑)、あとは走り続ければいい!と思えました。私は現在でも先生に依頼をした絵を見るのが楽しみです。
作画担当COO北村北村いえいえ、本当に、そんな大層なものじゃないです(苦笑)
おしゃべりな馬プラトラーで、絵本一作目が出来たわけですね。
CEO武井武井そのキャラに命を吹き込むものが絵本であることは言うまでもありません。第一弾の「ルーニーと砂のお城」は、一生懸命やる素晴らしさと挑戦する楽しさを盛り込みました。
作画担当COO北村北村ちょっと盛り込み過ぎましたね(笑)
CEO武井武井そうなんですよねぇ…。しかし、何がいいって絵が良い!北村先生は素晴らしい絵を描いてくださいました。この絵は他の絵本ではなかなか類を見ない素敵な絵だと思います。絵に関して申し上げれば、出版社様も絶賛してくださっております。
作画担当COO北村北村今後、かなりプレッシャーですよ(苦笑)
おしゃべりな馬プラトラーその、盛り込みすぎたというお話に関してはどうですか?
作画担当COO北村北村一作目は、限られたページ数に、武井さんの想いを無理やり詰め込んでしまった感がありますね、説明不足といいますか…。でも、その点を、二作目から生かしていく展開になりますので、期待していてください!
おしゃべりな馬プラトラーいやぁ、私の出番が無くても楽しみです。その二作目はいつ頃完成しそうですか?
CEO武井武井絵本一作目を出版することができた時には、ルーニーズを設立して1年半ほどの歳月を要していましたが…。
作画担当COO北村北村できれば秋には出版したいですね(2011年5月現在)。ルーニーズの絵本は、シリーズを通して読むと大きなテーマが見えてくるようになりますので、もう少しペースを上げたいですね。
CEO武井武井そうですね。とにかく、これからもさらに面白い心に残る絵本の制作を目指して参ります。まだまだどんどん行きますよ!